◎カリフォルニア州ベンチュラ郡の保安官事務所は19日の声明で、「スタッフは16日遅くにブリトニー氏に襲われたと通報し、当署は要員を南カリフォルニアにあるブリトニー氏の自宅に派遣した」と述べた。
2018年4月12日/カリフォルニア州ビバリーヒルズで開催された第29回GLAADメディアアワード、ブリトニー・スピアーズ氏(Chris Pizzello/Invision/AP通信)

米主要メディアによると、歌手のブリトニー・スピアーズ氏が自宅のスタッフに暴力を振るい、警察の聴取を受けたという。

カリフォルニア州ベンチュラ郡の保安官事務所は19日の声明で、「スタッフは16日遅くにブリトニー氏に襲われたと通報し、当署は要員を南カリフォルニアにあるブリトニー氏の自宅に派遣した」と述べた。

同保安官事務所のエリック・ブショー警部はABCニュースの取材に対し、「スタッフは負傷しておらず、ケガ人はいなかった」と述べた。

同保安官事務所は軽犯罪の容疑でブリトニー氏を調査するため、ベンチュラ郡地区弁護士事務所と捜査資料を共有したと伝えられている。ABCニュースによると、今回の事件は非常に規模が小さく、進行中の裁判に影響を与える可能性は少ないという。

ブリトニー氏の弁護士であるマシュー・ローゼンガルト氏はABCニュースの取材に対し、「これは誇張されたセンセーショナルなタブロイド紙向けの飼料に過ぎない」と述べた。「誰でも告発できます。肩に触れただけで告発する人もいるでしょう。打撃もなく、ケガをした人もいません。この問題はすぐに終了するべきでした」

ブリトニー氏は2006年から2008年の間に発生した様々な事件以来、成年後見制度の管理下に置かれており、後見人に「財産」と「私生活」を管理されてきた。父親のジェイミー・スピアーズ氏は2019年までこの2つを管理していたが、健康上の問題を理由に後見人を一時的に辞め、それ以来メンタルヘルスケアの専門家であるジョディ・モンゴメリー氏がブリトニー氏の代理保護者を務めている。

しかし、父親は後見人を辞めた後も娘の不動産(推定65億円)を管理しており、物議を醸している。

ブリトニー氏はロサンゼルスの裁判所で行われた公聴会の中で、成年後見制度を「虐待」と呼んだ。

ローゼンガルト弁護士は、ブリトニー氏の財産の管理者から父親を除外することを最優先事項としている。

ジェイミー・スピアーズ氏は先週、ロサンゼルスの裁判所に提出した法廷文書の中で後見人から辞任する(すでに辞任している)予定と述べたが、辞任する時期は明らかにしなかった。

2021年7月14日/カリフォルニア州、ロサンゼルスのスタンレーモスク裁判所前、ブリトニー・スピアーズ氏を弁護を務めるマシュー・ローゼンガルト氏(Chris Pizzello/AP通信)
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