▽ソーシャルメディアで拡散した動画にはドヤ顔でパトカーと並走するシーラの姿が映っていた。
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血気盛んなメスカンガルーが米アラバマ州の州間高速道路85号線を飛び跳ね、警察官をあざ笑い、数キロ疾走した後、無事捕獲された。メーコン郡保安官事務所が29日、明らかにした。
メスカンガルーの「シーラ」は我が物顔で高速道路に乱入。警察は事故の恐れがあるとして、州間高速道路85号線の一部区間を閉鎖し、シーラを追いかけた。
ソーシャルメディアで拡散した動画にはドヤ顔でパトカーと並走するシーラの姿が映っていた。
アラバマ州警察によると、シーラは29日、85号線のモンゴメリーとオーバーン間で最初に目撃された。
警察は無免許のシーラが事故に巻き込まれる可能性があるとして、同区間の両車線を封鎖。捕獲部隊を現場に送り込んだ。
メーコン郡保安官事務所によると、飼い主も捕獲作戦に加わったという。
現場を指揮した保安官代理はABCニュースの取材に対し、「カンガルーが高速道路を走行しているという通報を受けた時、いたずら電話だと思ったが、シーラはそこにいた」と語った。
「誰かがカンガルーがいると言ったとき、私は信じなかったし、誰も信じなかった。しかし、彼女はそこいた...」
部隊はシーラを追い詰め、飼い主が吹き矢で眠らせ、自宅に強制送還した。
メーコン郡保安官事務所がフェイスブックに投稿した動画には熟睡するシーラを運ぶ男たちの姿が映っていた。
保安官によると、シーラはタスキーギとオーバーン間で捕獲されたという。
シーラの飼い主はAP通信の取材に対し、「シーラは囲いから逃げ出し、高速道路に迷い込んでしまったようだ」と語った。