▽事件は南部ガール県のモスクで25日に発生。容疑者の男が鋭利な刃物で男性を刺殺した。
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フランス南部のモスクでイスラム教徒の礼拝者が殺害され、容疑者が逃走中である。警察が27日、明らかにした。
事件は南部ガール県のモスクで25日に発生。容疑者の男が鋭利な刃物で男性を刺殺した。
警察が公開した防犯カメラの映像にはイスラム教を侮辱する言葉を叫びながら被害者を襲う容疑者の姿が映っていた。
地元メディアによると、容疑者は犯行の様子を携帯電話で撮影していたという。
パリのイスラム団体は声明でこの襲撃を非難し、被害者は礼拝を終えた後、殺害されたと述べた。
またイスラム団体は司法当局に対し、容疑者がこのような「テロ」を起こした原因を明らかにするよう求めた。
ダルマナン(Gerald Darmanin)法相は声明で「これは卑劣な殺人であり、フランス国民、すべてのイスラム教徒の心を傷つけた」と非難した。
バイル(Francois Bayrou)首相も「信じられないほど卑劣な行為だ」と非難し、警察が容疑者を追跡していると述べた。