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▽市場は数ヶ月前から、メキシコ経済が今年初めにマイナスに転じ、テクニカル・リセッションに陥る可能性があると警告してきた。
メキシコ、首都メキシコシティ(ロイター通信)

メキシコの25年第1〜3四半期の経済成長率がトランプ政権の関税政策により、横ばいで推移する可能性が高まった。

ロイター通信が29日に公表したアナリスト15人の予想中央値は、第1四半期(1~3月)のGDP伸び率が0.0%、第3四半期(7~9月)は前期比マイナス0.6%であった。

市場は数ヶ月前から、メキシコ経済が今年初めにマイナスに転じ、テクニカル・リセッションに陥る可能性があると警告してきた。

しかし、最新のデータでは、業績は低調なままである可能性が高いものの、予想以上の経済活動を示している。

国際通貨基金(IMF)は先週公表した2025世界経済見通しで、トランプ米政権の関税がメキシコの経済に打撃を与え、25年GDPが0.3%縮小すると予想。1月時点の予想はプラス1.4%であった。

メキシコ経済は複雑なシナリオに直面し、外的要因と内的要因が絡み合っていると言える。

しかし、ロイターのアナリストは「前年同期と比較すると、経済成長率はプラス0.6%で、24年第4四半期(10~12月)に記録した前年同期比プラス0.5%を上回ると予想している。

国家統計局INEGIは30日に第1四半期GDPを発表する予定だ。

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