▽容疑者とみられる人物は電動スクーターに乗り、発砲後、現場から立ち去ったという。
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スウェーデン東部ウプサラで銃撃があり、3人が死亡した。警察が29日、明らかにした。
それによると、容疑者とみられる人物は電動スクーターに乗り、発砲後、現場から立ち去ったという。
公共放送スウェーデン・テレビ(SVT)は政府関係者の話しとして、「現時点でテロを示す兆候は確認されておらず、警察が容疑者を追跡している」と速報で報じた。
国家警察はウプサラの市民に不要不急の外出を控え、不審者を見かけた時は通報するよう呼びかけている。
亡くなった3人の身元は明らかになっておらず、死因も不明である。
SVTによると、過去のギャング間抗争で、逃走手段として電動スクーターが使われたことが何度かあったという。
ウプサラは首都ストックホルムの北方に位置し、過去10年間でギャングがらみの銃撃事件が何度も起きている。
法務省は声援で、「地元警察と緊密に連絡を取り、事件の進展を注視している」と述べた。
スウェーデンでは2月、中部エーレブルの成人向け教育施設で銃乱射事件が発生し、容疑者を含む11人が死亡、6人が負傷した。
政府はこの事件を受け、銃の所持申請審査を厳格化し、一部の半自動小銃の取得を禁じる改正銃刀法案を国会に提出する予定だ。