◎現場は州道149号線の川に架かるストロングリバー橋。9月18日から通行止めとなっていた。
米ミシシッピ州シンプソン郡で架け替え工事中の橋の一部が崩落し、作業員3人が死亡、4人が負傷した。警察が16日、明らかにした。
現場は同郡の州道149号線の川に架かるストロングリバー橋。9月18日から通行止めとなっていた。
ミシシッピ州運輸局によると、この工事の請負業者は橋の解体作業中で、16日午後に一部が崩落し、作業員が巻き込まれたという。
死傷した7人はいずれも、工事の請負業者であるT.L.ウォレス・コンストラクション(T.L. Wallace Construction)の従業員であった。
ミシシッピ州運輸局は声明で、亡くなった作業員と遺族に哀悼の意を表した。
橋が崩落した原因は不明。警察が関係者から話しを聞いている。
T.L.ウォレス・コンストラクションは声明で、影響を受けた家族への支援を約束し、警察の捜査に全面的に協力すると表明した。
ストロングリバー橋は1935年に建設された。運輸局によると、12~18か月かけて新しい橋に架け替えられる予定。
米国では全土で橋の老朽化が進んでいる。米道路交通建設業者協会(ARTBA)によると、全国の橋の約6.8%が劣悪な状態にあり、修繕や改修が必要だという。