◎EA-18Gグラウラーは定期訓練飛行中で、15日の15時23分頃、レーニン山(標高4392メートル)の東側に墜落した。
米海軍が運用する戦闘機EA-18Gグラウラー(AP通信)

西海岸ワシントン州の山間部に墜落した海軍の戦闘機EA-18Gグラウラーの残骸が見つかった。当局が16日、明らかにした。

それによると、乗員2人の安否は不明。グラウラーは定期訓練飛行中で、15日の15時23分頃、レーニン山(標高4392メートル)の東側に墜落した。

海軍はその日のうちにヘリ部隊を派遣したものの、墜落地点を特定することはできなかった。

当局によると、グラウラーの残骸は16日午後に見つかったものの、乗員2人の安否は不明、捜索活動を続けているという。墜落前に脱出したかどうかも明らかになっていない。

海軍は声明で、「救助隊が捜索を続けているが、峻険な地形、悪天候、視界の悪さにより、捜索は難航している」と述べた。

グラウラーはワシントン州ウィドビー島の海軍基地から訓練飛行を開始、その後墜落した。

海軍は同機が消息を絶ったとして、ヘリ部隊を派遣。米海軍第一艦隊偵察飛行隊、ウィドビー島海軍航空基地捜索救助隊、ワシントン州統合基地の陸軍4-6航空救難飛行隊も捜索に参加したという。

墜落の原因は分かっていない。

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