◎カタイブ・ヒズボラは親イランの過激派であり、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、シリアのアサド政権と同盟関係にある。
イラク、首都バグダッド郊外、イスラム過激派に対する米軍のドローン空爆(Getty Images)

国防総省は26日、イラクのイスラム教シーア派武装組織カタイブ・ヒズボラの拠点を空爆したと明らかにした。

オースティン(Lloyd Austin)国防長官によると、米空軍中央司令部(USAFCENT)は25日、カタイブ・ヒズボラとその関連組織の複数の施設を空爆したという。

オースティン氏はバイデン(Joe Biden)大統領の指示に基づき、空爆を決行したとしている。

USAFCENTによると、カタイブ・ヒズボラとみられる組織は25日未明、イラク・エルビル基地を攻撃し、米兵3人が負傷した。このうち1人が重体と伝えられている。

オースティン氏は負傷した米兵3人とその家族との連帯を表明した。

CENTCOMによる初期の評価によると、空爆で民間人が負傷した形成は現時点では確認されていないという。

CENTCOMの司令官は声明で、「この空爆はイラクとシリアにおける連合軍への攻撃に責任を負う組織の責任を追及し、その攻撃能力を低下させるものである」と強調した。

国家安全保障会議(NSC)のワトソン(Adrienne Watson)報道官は会見で、「バイデン大統領は空爆の報告を受け、国防総省に対し、基地襲撃に関与した組織への対応策を準備するよう命じた」と述べた。

カタイブ・ヒズボラは親イランの過激派であり、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派、シリアのアサド政権と同盟関係にある。

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