◎米国防省当局者はABCニュースの取材に対し、「タンカーに向けて発射されたミサイル2発は外れた」と明らかにした。
イエメン、シーア派武装勢力フーシの戦闘員(ロイター通信)

イエメンの大部分を実行支配するシーア派武装勢力フーシが紅海の商業タンカーに向けてミサイル2発を発射した。米主要メディアが国防当局者の話しとして13日に報じた。

それによると、このタンカーはスエズ運河に向かう途中だったという。

ABCニュースは国防省当局者の話しとして、「イエメン領から発射されたドローンを撃墜した」と伝えている。

当局者はABCに、「ドローンはフーシ派の支配地域から発射され、ミサイル駆逐艦メイソンの方向に向かっていた」と語った。

それによる、ドローンがメイソンを標的にしていたという確信はないという。

当局者は「司令官は今回のようなケースを確認した場合、標的になっているか否かにかかわらず、自衛のために撃墜する」と述べた。

また当局者は「タンカーに向けて発射されたミサイル2発は外れた」と明らかにした。

タンカーに被害が出たという情報はない。ミサイルは紅海上に墜落したとみられる。

フーシ派はイスラエルの宿敵イランの軍事支援を受けており、パレスチナ・ガザ地区に対する攻撃がやむまでイスラエル船舶を攻撃し続けると宣言している。

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