◎この問題は9月下旬に明らかになり、セントクロイ島の水道管理局が発生源と汚染の規模を調査している。
米領バージン諸島政府は1日、セントクロイ島の水道水から高濃度の鉛と銅が検出されたことを受け、非常事態を宣言した。
この問題は9月下旬に明らかになり、セントクロイ島の水道管理局が発生源と汚染の規模を調査している。
ブライアン(Albert Bryan)知事は非常事態を宣言する法案に署名。これにより、バージン諸島政府は連邦政府に支援を求めることが可能になった。
同政府は地元と連邦当局がセントクロイ島の水の検査・監視を続けているとして、ペットボトル飲料やその他製品の価格を引き上げられないようにした。
調査は9月下旬、住民から「赤茶色の水が出た」という苦情を受け、始まった。セントクロイ島の人口は約5万600人。
当局はセントクロイ島の水道水について、「飲むべきではないが、シャワーや掃除に使う分には安全である」と説明している。