◎事故は北キブ州郊外の小さな集落で6日午後に発生。子供が近くの広場から持ち帰った爆発物が爆発した。
コンゴ民主共和国、北キブ州ゴマ郊外の難民キャンプ(Getty Images)

コンゴ民主共和国東部・北キブ州の集落で子供が持ち帰った不発弾とみられる爆発物が爆発し、少なくとも15人が死亡した。地元当局が6日、明らかにした。

それによると、事故は北キブ州郊外の小さな集落で6日午後に発生。子供が近くの広場から持ち帰った爆発物が爆発したという。

この集落を管理する地元民兵の報道官はAP通信の取材に対し、「住民たちは子供が持ち帰った物を調べていたようだ」と語った。

APによると、この集落と周辺地域では9月末頃から民兵と武装勢力による戦闘が繰り広げられていたという。

地元民兵は同国最大の反政府勢力「3月23日運動(M23)」からこの集落を奪還し、管理下に置いたとされる。

コンゴ東部では国際テロ組織アルカイダやイスラム国(ISIS)とつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動している。

東部で繰り広げられている戦闘・大量虐殺・テロが治まる気配は一向に見えず、市民数百万人が避難生活を余儀なくされている。

APによると、この集落周辺には地雷を含む多数のブービートラップが仕掛けられ、さらに不発弾などの爆発物が散乱しているという。

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