武装集団が国連平和維持部隊を襲撃、2人死亡 南スーダン
UNMISSは攻撃を受け、現場の安全確保と緊急対応を支援するため「即応部隊」を派遣した。
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南スーダン東部ジョングレイ州で24日、国連南スーダン派遣団(UNMISS)のパトロール部隊が武装集団による待ち伏せ攻撃を受け、エチオピアのPKO要員2人が死亡した。UNMISSによると、部隊は同州アコボ近くで襲撃された。この攻撃により、PKO要員3人と南スーダンの警察官2人、UNMISSの民間職員2人の7人も負傷した。
UNMISSは攻撃を受け、現場の安全確保と緊急対応を支援するため「即応部隊」を派遣した。UNMISS代表は声明で、南スーダンの平和を支える任務に就いている国連要員を狙った暴力は容認できないと非難した。国連によると、2026年1月以降、民兵による攻撃で死亡したPKO要員は今回の2人を含め9人となった。
今回の事件は南スーダンで内戦再燃への懸念が強まる中で発生した。2018年に成立したキール(Salva Kiir)大統領とマシャール(Riek Machar、勾留中)副大統領による和平合意は事実上崩壊し、国軍と反政府勢力や武装民兵との衝突が続いている。特にジョングレイ州では昨年12月以降、反政府側による政府拠点の占拠と、それに対する国軍の地上攻撃や空爆が相次ぎ、情勢が不安定化している。
国連によると、2026年1~7月に人道支援要員や関連施設を標的とした暴力事件は450件を超え、前年同期の2倍以上となった。少なくとも36人の人道支援要員・請負業者が死亡し、2025年通年の31人をすでに上回っている。
今回の襲撃は単なる治安悪化にとどまらず、和平維持と人道支援そのものが危険にさらされている南スーダンの現状を象徴する事件となった。国連は平和維持要員への攻撃は国際法上、戦争犯罪に当たる可能性があると指摘している。
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