トルコ、投資ファンド危機巡りXの147アカウントを追加遮断、監視団体が指摘
エンゲリウェブによると、今回アクセス制限を受けたのは、金融・資本市場関係者、エコノミスト、大学関係者、テクニカルアナリスト、トレーダー、投資家、弁護士らのアカウントだ。
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トルコ当局は9月30日、国内で発生した投資ファンド危機を巡る投稿を行っていたX(旧ツイッター)の少なくとも147アカウントへのアクセスを新たに遮断した。インターネット上の検閲を監視する団体エンゲリウェブ(EngelliWeb)が明らかにしたもので、対象アカウントの総フォロワー数は265万人に上る。
エンゲリウェブによると、今回アクセス制限を受けたのは、金融・資本市場関係者、エコノミスト、大学関係者、テクニカルアナリスト、トレーダー、投資家、弁護士らのアカウントだ。147アカウントのうち、5つはフォロワー10万人超、17は5万人超、36は1万人超だった。団体は金融市場に関する情報や意見を発信していたことが今回の措置につながったとみている。
今回の措置に先立ち、トルコでは同じ週にジャーナリストやオンラインニュース媒体、表現の自由を監視する団体の共同創設者ら約150のXアカウントも遮断されていた。
エンゲリウェブによると、これらについては国家安全保障と公共秩序の保護を理由とする措置だった。政府とXは今回の147アカウントの遮断についてコメントしていない。
背景には、9月に表面化したトルコの投資ファンド危機がある。流動性の低い一部銘柄で価格操作の疑いが浮上したことをきっかけに大きな損失が発生し、投資ファンドでは解約請求への対応が困難になるなど、市場の混乱が広がった。トルコ当局は100を超えるファンドの清算を命じ、対象資産は約200億ドル、投資家は約50万人に及ぶとされる。
政府は危機への対応として、投資家の権利保護やファンドの迅速な清算を監督する調整機関も設置した。市場混乱を巡っては捜査も進められており、金融市場への影響だけでなく、危機に関する情報発信をめぐるオンライン上のアクセス制限も相次いでいる。
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