▽住宅ローン金利は連邦準備制度理事会（FRB）の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。
米国の30年物固定住宅ローン金利が今週も低下し、住宅を購入しようとする人々にとって、ささやかな安心材料となった。
フレディマックは1日、30年ローン金利が先週の6.81％から6.76％に低下したと発表。1年前は7.22％であった。
低金利への借り換えを希望する住宅所有者に人気の15年ローンも先週の5.94％から5.92％に低下。1年前は6.47％であった。
住宅ローン金利は連邦準備制度理事会（FRB）の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。
30年ローン金利は10年物国債利回りの動きに緩やかに追随している。
10年債利回りは1月中旬に4.80％まで急上昇した後、ゆっくり下落していたが、トランプ政権の関税政策に対する投資家の不安から国債が売られる中、先月4.50％まで上昇した。
10年債利回りは1日昼の取引で4.23％となり、4月30日深夜の4.17％から上昇した。
