▽スーパーホーネットの1機あたりの価格は約9000万ドル(128億円)。
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米軍のF/A-18Eスーパーホーネット戦闘機が空母ハリー・S・トルーマンから転がり落ち、紅海の底に沈んだ。米海軍が28日、明らかにした。
スーパーホーネットの1機あたりの価格は約9000万ドル(128億円)。
海軍によると、事故発生時、機には2人が搭乗。2人とも転落前に脱出し、1人が軽傷を負ったという。
スーパーホーネットは牽引作業中、何らかの理由でコントロールを失った。
海軍は声明で、「F/A-18Eはハンガーベイで牽引中、クルーが機体のコントロールを失い、牽引車ごと紅海に落ちた」と述べた。
それによると、牽引車の運転手にケガはなかったという。
ハリー・S・トルーマンはイエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃から商業船舶を守るために、昨年9月から紅海で活動している。
米国防総省は中東に展開する空母の数を2隻に増やし、原子力空母カール・ビンソンをアジア太平洋から派遣した。
ハリー・S・トルーマンは2月、地中海のエジプト沖で大型商船と接触する事故を起こした。