▽大邱市は首都ソウルの南東約230キロに位置する。消防によると、死傷者と建物への延焼は確認されていない。
韓国・大邱（テグ）市で28日、山火事が発生し、当局が1200人以上の住民に避難を命じた。
消防は声明で、「山火事は午後2時頃に発生し、乾燥と強風の影響で一気に燃え広がり、2時間足らずで推定50ヘクタールが焼失した」と述べた。
大邱市は首都ソウルの南東約230キロに位置する。消防によると、死傷者と建物への延焼は確認されていない。
消防は26機のヘリコプターと約200人の消防隊員を現場に派遣。地元メディアによると、京釜高速道路の一部区間が閉鎖されたという。
韓国では先月、過去最悪の山火事が発生し、消火活動中のヘリが墜落する事故も発生した。
この山火事ではヘリのパイロットを含む31人が死亡し、約500平方キロメートルが全焼、6000棟以上の建造物が被害を受けた。
