◎5人は6日に行方が分からなくなり、救助隊のヘリが8日に遺体を発見した。
ネパールのヒマラヤ高峰ダウラギリ(Dhaulagiri)で5人のロシア人登山家が死亡した。ネパール当局が7日、明らかにした。
それによると、5人は6日に行方が分からなくなり、救助隊のヘリが8日に遺体を発見したという。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「遺体を山から下ろすかどうかはまだ決まっておらず、そのためには大規模な計画、人員、装備が必要になる」と伝えている。
それによると、この5人のうち2人は山頂に到達。別の1人は5人と別れ、途中で引き返し、ベースキャンプに戻ったという。
この1人はその後、5人と連絡が取れなくなったとして、警察に通報したと伝えられている。
秋の登山シーズンが先月始まった。ヒマラヤは混雑しておらず、許可料も春に比べると安い。