◎ファティマの聖堂は、1917年に3人の羊飼いの子どもの前に聖母マリアが現れたとされる場所に建てられた。
2024年9月22日/ポルトガル、首都リスボン北方にあるファティマ聖堂近く、バイカーたち(AP通信)

ポルトガル中部にあるファティマの聖堂に推定18万人のバイク乗りが集まり、祈りをささげた。現地メディアが22日に報じた。

ファティマの聖堂は、1917年に3人の羊飼いの子どもの前に聖母マリアが現れたとされる場所に建てられた。

バイカーによるファティマ大巡礼は今年で9回目。バイカーたちは和気あいあいとした雰囲気の中、マリアとキリストにヘルメットを捧げた。

現地メディアによると、今年の参加者は過去最大であった。

一団は「私たちは愛するものによって形作られ、導かれる!」というモットーのもと、大巡礼を開始。聖堂近くでミサを行った。

この巡礼は国内外の複数のオートバイ・クラブが主催。警察のバイク部隊も参加している。

警察庁によると、同国では昨年、8936件のオートバイ事故が発生し、124人が死亡、766人が負傷したという。

バチカンのフランシスコ教皇(Pope Francis)は昨年8月、ファティマの聖堂を訪れ、信者ら約20万人の歓迎を受けた。

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