◎州検視局が遺体の身元を確認している。
米ケンタッキー州ロンドン近郊の州間高速道路75号線で発生した銃撃事件について、捜査当局は18日夜、現場からそう遠くない国有林内で逃亡中の容疑者とみられる遺体を発見したと明らかにした。
事件は今月7日に発生。ジョセフ・A・カウチ（Joseph A. Couch、32歳）容疑者が車に向けて発砲し、5人が負傷、別の2人が接触事故により負傷した。
容疑者は現場から逃走。警察が州全域に規制線を張り、行方を追っていた。
ローレル郡保安官事務所は記者会見で、「現場で容疑者に関連する物品も見つかっており、見つかった遺体は現時点で容疑者と考えている」と述べた。
州検視局が遺体の身元を確認している。
保安官事務所によると、警察官と2人の市民が州間高速道路75号線の49番出口付近で一緒に遺体を発見したという。
警察は広大な国有林内で銃撃に使われたとみられるAR-15型ライフル（照準器付き）と林道に放置された容疑者の車を発見していた。
州と連邦警察はこれまでに2865平方キロメートル以上の国有林のうち約113平方キロを捜索した。
警察によると、容疑者は犯行の約30分前、女性に「大勢の人を殺す」と書かれたテキストメッセージを送信していたという。
また容疑者は別の女性にもメッセージを送っており、その一部には「その後自殺する」と書かれていた。
