◎現場は首都カトマンズの西方約250キロに位置する山岳地帯の3つの集落。数軒の民家が巻き込まれたとみられる。
2023年11月3日/ネパール北西部の集落(AP通信)

ネパールの山岳地帯で大雨による土砂崩れが発生し、少なくとも9人が死亡した。地元当局が29日、明らかにした。

それによると、現場は首都カトマンズの西方約250キロに位置する山岳地帯の3つの集落。数軒の民家が巻き込まれたとみられる。

国営テレビが報じた映像には家屋に流れ込んだ土砂をスコップでかき出すボランティアの姿が映っていた。

当局によると、最初に土砂崩れが発生した集落で就寝中の一家5人が死亡。その中には生後8カ月の女児が含まれていた。

2つの目の集落で2人、もうひとつでも2人の死亡が確認された。

ネパールの雨季は9月末頃まで続く。報道によると、ヒマラヤを含む山岳地帯では毎年数百件の土砂崩れ、地滑り、雪崩が発生する。

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