◎首都アテネ近郊のダウンタウンやスラム街では複数の麻薬密売組織、カラーギャング、その他犯罪組織が縄張り争いを繰り広げているとされ、この数年で似たような銃撃事件が何件か報告されている。
ギリシャの首都アテネ近郊で6人の遺体が発見され、警察が捜査に当たっている。現地メディアが11日に報じた。
それによると、6人の遺体はアテネの東方約20キロに位置する海辺の町アルテミダで11日夕方に発見されたという。
国営ラジオ・テレビERTは当局者の話しとして、「6人はいずれも射殺されたとみられる」と伝えている。
犠牲者は全員男性で、身元と死因は明らかにされていない。
ERTによると、警察はこの事件に地元の麻薬密売組織もしくはギャングが関与している可能性があるとみて捜査している。
遺体は車の中やそのすぐ近くで発見され、薬莢も見つかっている。
ERTは関係者の話しを引用し、「現場で見つかった薬莢は今のところ1種類のみ」と伝えている。
アテネ近郊のダウンタウンやスラム街では複数の麻薬密売組織、カラーギャング、その他犯罪組織が縄張り争いを繰り広げているとされ、この数年で似たような銃撃事件が何件か報告されている。