◎民間企業のヘリが空港近くの送電線に接触、墜落した。
ロシア・シベリア地方南部のアルタイ共和国でヘリコプターが墜落し、乗員4人が死亡、10人が負傷した。地元当局が27日、明らかにした。
それによると、事故はアルタイの地方空港で発生。民間企業のヘリが空港近くの送電線に接触、墜落したという。墜落したのは軍用のヘリコプターMi8。
非常事態省はヘリの残骸と消火に当たる消防士の写真を公開した。
同省は当初、ヘリの乗員数を13人とし、そのうち6人が死亡、7人が負傷したと報告。その後、乗員数を16人、死者を4人に訂正した。
16人のうち2人は自力で現場を離れ、近くの病院に向かったと伝えられている。ケガの程度は不明。
国営テレビは管制当局の話しとして、「ヘリは民間企業が所有するものであり、観光客を乗せていた」と報じている。
Mi8は1960年代に設計され、ウクライナなどの旧ソ連構成国やその他多くの国で採用されている。