◎事故は南部の町エセカの郊外で発生。バスが何らかの理由でコントロールを失い、対向車線にはみ出した。
西アフリカ・カメルーン当局は26日、南部の道路でバスと大型トラックが衝突し、少なくとも19人が死亡したと発表した。
大統領府の報道官によると、事故は南部の町エセカの郊外で発生。バスが何らかの理由でコントロールを失い、対向車線にはみ出したという。
この事故でバスの乗客など少なくとも19人が死亡、10数人が負傷した。双方の運転手の安否は明らかになっていない。
負傷者は首都ヤウンデの病院に搬送されたと伝えられている。
国営テレビは警察関係者の話しとして、「バスの運転手がスピードを出し過ぎていた可能性がある」と報じた。
カメルーンの交通事故件数は年数万件。昨年の死者数は1500~2000人程度と推定されている。政府は交通事故に関するデータを公表していない。