◎フェリーは中部ボホール島からレイテ島に向かう途中で炎上した。
2022年6月26日/フィリピン、レイテ島の港、救助された人々(Philippine Coast Guard)

フィリピンの沿岸警備隊は26日、乗客乗員165人を乗せたフェリーで火災が発生し、1人が死亡、1人が行方不明となり、163人が救助されたと発表した。

沿岸警備隊によると、1人の死亡を確認し、行方不明の捜索を続けているという。乗組員は8人。乗客157人のうち15人は子供だった。

フェリーは中部ボホール島からレイテ島に向かう途中で炎上した。

沿岸警備隊がフェイスブックに投降した動画には、レイテ島の港近くで救助された乗客と思われる人々の姿が映っていた。

地元メディアは乗客の話を引用し、「子供たちも沿岸警備隊が到着する前に海に飛び込んだ」と報じている。

ユーチューブに投稿された動画には、炎上するフェリーと救助を待つ人々の姿が映っている。

当局によると、火元はまだ特定できていないという。乗員数は定員の50%強と伝えられている。

沿岸警備隊は声明で、「事故発生時に近くを航行していた民間船の助けにより、乗客と乗組員は迅速に救助された」と述べている。

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