◎発売再開から2カ月足らずで販売数1,000万個を達成。
韓国で日本の大人気ゲーム「ポケットモンスター」をモチーフにしたパンが飛ぶように売れている。
「ポケモンパン」を製造している韓国の食品会社SPCサムリップは先週、発売再開から2カ月足らずで販売数が1,000万個に達したと明らかにした。
韓国でポケモンパンが初めて発売されたのは1999年。アニメを見て育った世代とポケモンGOなどのゲームが人気を博したことなどを受け、2カ月前に再発売された。
SPCサムリップは先月、2月24日の発売再開からわずか1週間で販売数が150万個を突破したと発表し、韓国人の度肝を抜いた。これは同社の新製品の平均販売数の6倍以上だという。
現地メディアによると、市内のコンビニや小売店は爆発的な需要を受け、一人当たりの購入数を制限せざるを得なくなった。
同商品にはポケモンのキャラクターシールが入っており、それを集めるために大量購入する人が各地で報告されている。シールは全159種で、コンプリートすればポケモンマスターになれるとのこと。
ポケモントレーナーたちはこのシールを競うように集め、インターネットで1枚1,500円~50,000円で販売する人もいる。
現地メディアによると、SPCサムリップはポケモンパンの生産ラインをフル稼働させているが、需要に対応できず、苦情が殺到しているという。同社はカップケーキやバターサンドなど、ポケモンをテーマにした他の焼き菓子の発売も計画している。
ポケモンパンは市内のコンビニなどで販売中。価格は約150円。