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スーダン・南コルドファン州で戦闘激化、27人死亡、医療団体が反政府勢力を非難

南コルドファン州では今年に入り、SPLM-Nとオトロ族との間で激しい戦闘が続いている。
スーダン、準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘員(Getty Images)

スーダン南部の南コルドファン州で民族間の衝突が発生し、少なくとも27人が死亡した。地元の医療団体「スーダン医師中央委員会」が25日に発表したもので、犠牲者には子ども4人が含まれている。同団体は準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の同盟勢力である「スーダン人民解放運動・北部(SPLM-N)」が住民を虐殺したと非難した。

被害が確認されたのは南コルドファン州郊外の2つの地区で、少数民族であるオトロ族が居住する地域。スーダン医師中央委員会によると、今回の襲撃は民間人を標的としたものだという。

南コルドファン州では今年に入り、SPLM-Nとオトロ族との間で激しい戦闘が続いている。背景には土地をめぐる対立があり、民族間の緊張が武力衝突に発展した。今回の事件によって、長期化するスーダン内戦が軍事政権とRSFの対立だけでなく、地域社会や民族間を巻き込みながら複雑化している実態が浮き彫りになった。

スーダンでは2023年4月、国軍とRSFの権力闘争が内戦に発展した。戦闘は首都ハルツームからダルフールやコルドファンなど各地に拡大し、1000万人以上が避難を余儀なくされている。食料不足や医療体制の崩壊も深刻化しており、国際機関や人道支援団体が危機の拡大を警告している。

今回の事件についてスーダン医師中央委員会は、民間人への攻撃は国際人道法に反するものだとして強く非難した。内戦による混乱が続く中、民族対立まで激化すれば、さらなる住民殺害や避難民の増加につながる可能性があり、停戦と民間人保護が一段と重要になっている。

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