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ケニア航空労組のスト終了、ナイロビ空港で混乱、労使交渉継続へ

今回のストでは、特に航空管制に関わる職員らのストが便の運航に影響し、ケニア国内だけでなく、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、ウガンダ、ソマリア、モーリシャスなど東アフリカ地域の航空網にも混乱が広がった。
2026年8月31日/ケニア、首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港(ロイター通信)

ケニア航空労働組合(KAWU)が9月1日、主要空港で航空便の遅延や欠航を引き起こしていたストライキを終了した。ストは8月31日まで2日間にわたって続き、首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港を中心に空港業務に大きな影響を及ぼした。

今回のストでは、特に航空管制に関わる職員らのストが便の運航に影響し、ケニア国内だけでなく、ルワンダ、ブルンジ、タンザニア、ウガンダ、ソマリア、モーリシャスなど東アフリカ地域の航空網にも混乱が広がった。8月31日時点では、多数の乗客が長時間空港で待機するなど、深刻な影響が出ていた。

労度が問題としていたのは、ケニア民間航空局(KCAA)との労働協約をめぐる交渉の停滞や、給与改定の遅れなどである。また、ケニア空港公社(KAA)における組合費をめぐる問題や、ケニア航空傘下の格安航空会社ジャンボジェットで組合員が不当な扱いを受けたとの主張もストの背景にあった。労組はこうした問題について政府側との協議を求めていた。

今回、航空労組、空港当局、民間航空当局、ジャンボジェットの間で職場復帰に向けた合意が結ばれ、ストは終結した。ルト(William Ruto)大統領の報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、2015年以来中断している労働協約の締結に向け、今後の協議を進めるための明確な指針が設けられたと説明した。労組側も組合員に通常業務に戻るよう呼びかけた。

スト終結によってケニアの航空網は正常化に向かうとみられるが、労働者側の要求がすべて解決したわけではない。今後の交渉で労働協約や賃金、労働環境をめぐる問題をどこまで解決できるかが焦点となる。

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