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インドネシア・フェリー転覆、6人死亡、129人不明、悪天候のジャワ海で捜索続く

同船は12日、東ジャワ州スラバヤを出港し、南カリマンタン州の州都バンジャルマシンへ向かっていた。
2026年9月13日/インドネシア、フェリー転覆事故について話す救助当局者(ロイター通信)

インドネシアのジャワ海で13日、旅客船「Virgo Transport 8」が悪天候の中で転覆し、少なくとも6人が死亡、129人が行方不明となっている。当局によると、船には乗客と乗員合わせて243人が乗船し、これまでに108人が救助された。救助隊が行方不明者の捜索を続けている。

同船は12日、東ジャワ州スラバヤを出港し、南カリマンタン州の州都バンジャルマシンへ向かっていた。当局によると、ジャワ海を航行中に船との通信が途絶え、その後、ヘリコプターが転覆した船を発見した。転覆の原因は明らかになっていない。

救助された乗客の1人は地元テレビ局のインタビューで、「船が倒れた際、手すりにつかまり、その後、船体のより高い場所まで移動して救助を待った」と証言した。バンジャルマシンでは乗客の家族が救助拠点に集まり、行方不明となった家族の安否を確認しようとしている。通信が途絶える直前まで夫と電話で話していた女性は、その後連絡が取れなくなったと話している。

捜索活動には海軍の艦艇や沿岸警備隊の巡視艇・ヘリなどが投入され、救助された人々の一部は東ジャワ州の港に搬送される予定となっている。海上は大しけで、救助隊にとっても厳しい環境となっている。

インドネシアは1万7000を超える島々からなる海洋国家で、島と島を結ぶフェリーや旅客船は重要な移動手段となっている。航空輸送より安価で利用しやすいことから、多くの地域で海上交通への依存度が高い。一方、同国では安全基準が厳格に運用されていないとの指摘もあり、海難事故が繰り返されてきた。

今回の事故では、悪天候が転覆につながった可能性があるものの、船体や航行上の問題があったかは明らかになっていない。当局は事故原因の究明と129人の捜索を急いでいる。

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