ケニア・ナイロビ空港でスト、航空便に大幅な遅れ、多数の乗客が足止め
ストを主導しているのはケニア航空労働組合(KAWU)で、職員の採用をめぐる不公平な慣行や待遇、雇用条件などを問題視している。
.jpg)
ケニア・ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港で8月31日、空港職員によるストライキが続き、航空便の大幅な遅延や欠航が発生した。空港を利用する多くの乗客が長時間にわたって足止めされ、運営当局は利用者に対し、空港へ向かう前に航空会社に運航状況を確認するよう呼びかけた。
ストを主導しているのはケニア航空労働組合(KAWU)で、職員の採用をめぐる不公平な慣行や待遇、雇用条件などを問題視している。また、空港管理体制の変更案にも反対しており、職員の雇用の安定が脅かされるとの懸念を示してきた。労組によると、政府関係者との協議が行われたものの、問題解決には至らなかった。
労組は訓練を受けた空港職員の代わりにボランティアを配置する計画にも反対している。十分な訓練を受けていない人員への置き換えは、職員の雇用を脅かすだけでなく、空港サービスの質にも影響を及ぼすと主張している。
ストの影響は航空各社に広がり、ケニア航空では運航に大きな遅れが生じた。乗客の中には、乗り継ぎや出張などの予定に影響が出て、経済的な損失を懸念する人もいた。
ジョモ・ケニヤッタ国際空港は東アフリカの主要な国際・地域交通拠点であるため、混乱はケニア国内にとどまらず、周辺国を含む広い地域の航空交通にも影響する可能性がある。
同空港では今年2月と7月にも職員によるストが発生し、航空サービスが大きく混乱した。今回も労組と政府・空港当局との交渉が難航しており、早期の合意形成がなければ、さらなる欠航や遅延につながる恐れがある。
