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インドネシア・バリ島沖でフェリー火災、1人死亡、211人救助

フェリーはバリ島の港を出発し、ロンボク島へ向かっていた。
2026年8月12日/インドネシア、ロンボク島沖、フェリー火災の現場(ロイター通信)

インドネシアの人気観光地バリ島からロンボク島に向かっていたフェリーが12日未明、両島の間にあるロンボク海峡で火災を起こした。地元当局によると、212人が救助され、午後までにインドネシア人1人の死亡が確認された。救助された人の大半はインドネシア人で、オーストラリア人1人が含まれていた。

フェリーはバリ島の港を出発し、ロンボク島へ向かっていた。火災が発生したのは午前4時39分ごろで、地元の救難当局は200人以上の救助要員と複数の船を現場に投入した。乗客らは救命ボートに乗り込み、その後、海上で救助された。出火原因は明らかになっていない。

今回の事故では、フェリーの乗客数をめぐる食い違いも浮上している。バリ島の港湾当局によると、乗船名簿には乗客114人、乗組員17人の計131人しか記載されていなかった。一方、実際には少なくとも212人が救助され、名簿に記載されていない乗船者が多数いたことが明らかになった。正確な乗船人数は明らかになっておらず、沿岸警備隊が捜索を続けている。

インドネシアは約1万7000の島からなる島しょ国家で、フェリーは島と島を結ぶ重要な交通手段となっている。航空便より安価で利用しやすい一方、安全基準が厳格に運用されておらず、海難事故が相次いでいる。2週間前にもマドゥラ島沖でフェリー火災が発生し、5人が死亡した。この事故でも乗船名簿を上回る人数が乗っていた。

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