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▽教皇はアルゼンチン出身である。
2025年4月21日/アルゼンチン、首都ブエノスアイレスの教会(ロイター通信)

アルゼンチン政府は21日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis、88歳)が亡くなったことを受け、国を挙げて7日間喪に服すと発表した。

ローマ教皇庁は21日、教皇が現地時間午前7時35分に亡くなったと明らかにした。教皇はアルゼンチン出身である。

多くのアルゼンチン国民が訃報を受け、教会に集まり、祈りをささげた。

ミサは教皇がかつて大司教を務めた首都ブエノスアイレスの大聖堂で行われた。聖堂には教皇の写真、白い花の束、アルゼンチン国旗が飾られた。

教皇の両親はイタリアからアルゼンチンに移住した移民である。

ミサに参加した多くの教徒が教皇がアルゼンチンに帰国できなかったことを惜しんだ。

また教徒たちは貧しい人々に焦点を当て、カトリックの古い慣習を打破し、自由主義的な改革を行ったことを称賛した。

無政府資本主義者のミレイ(Javier Milei)大統領はかつて、教皇を社会主義者とののしり、「地上における悪魔の代理人」と呼んだこともあったが、2023年末に就任すると態度を軟化させた。

ミレイ氏は声明で教皇に哀悼の意を表した。「今日では些細な違いに思えるが、教皇の善良さと英知を知ることができたことは、私にとって真の名誉であった...」

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