◎トゥルース・ソーシャルを運営するトランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)はまもなくPlayストアでアプリを配信する予定である。
ドナルド・トランプ前大統領(Chery Dieu-Nalio/ロイター通信)

米IT大手グーグルの親会社であるアルファベットは12日、トランプ(Donald Trump)前大統領のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル(TRUTH Social)」をGoogle Play Storeで配信することを承認した。

同社は声明の中で、「トゥルース・ソーシャルを運営するトランプ・メディア&テクノロジー・グループ(TMTG)はまもなくPlayストアでアプリを配信する予定である」と述べている。

TMTGはこの決定に関する声明を発表していない。

グーグルは8月末トゥルース・ソーシャルには▽脅迫▽暴力の扇動▽フェイクニュースなど、同社のポリシーに違反する投稿が数多く投稿されているとして、配信を禁じた。

グーグルは当時の声明で、「トゥルース・ソーシャルは脅迫や暴力の扇動といったコンテンツを禁止するPlayストアのポリシーに違反している」と懸念を表明していた。

IT大手アップル社のApp Storeはトゥルース・ソーシャルの配信を認めている。

アンドロイドユーザーはトゥルース・ソーシャルのダウンロードが難しかったが、まもなく普通に利用できるようになる。

アンドロイド携帯は米国のスマートフォン市場の約40%を占めている。

ツイッター・フェイスブック、ユーチューブアカウントを失ったトランプ氏はトゥルース・ソーシャルで共和党支持者にメッセージを発信し、存在感を高めている。

TMTGはトゥルース・ソーシャルで「検閲のないSNSを体験できる」と約束し、「2020年大統領選は盗まれた」と信じている共和党の保守層を取り込んだ。

ツイッターとフェイスブックは大統領選の誤った情報を含む虚偽投稿を積極的に削除している。

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