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米ハワイ州でハリケーン被害拡大、死者なし、当局が復旧作業急ぐ

ハワイ島のラウパホエホエでは雨量が1000ミリに達した。マウナケアでは風速60メートルを記録。暴風によって木や電柱が倒れ、道路には大量の瓦礫が散乱したほか、洪水によって住宅にも深刻な被害が生じた。
2026年8月16日/米ハワイ州、ハリケーン・ララ通過後(AP通信)

ハワイ州を襲ったハリケーン・ララが島の西側へ遠ざかり、住民や当局が大雨と洪水による泥や瓦礫の撤去、被害状況の確認に追われている。ララはハリケーンとして接近したが、ハワイ島に上陸することなく勢力を弱め、16日に熱帯低気圧になった。それでも激しい雨と強風は広範囲に影響を及ぼし、特にハワイ島で大きな被害が出た。

ハワイ島のラウパホエホエでは雨量が1000ミリに達した。マウナケアでは風速60メートルを記録。暴風によって木や電柱が倒れ、道路には大量の瓦礫が散乱したほか、洪水によって住宅にも深刻な被害が生じた。当局によると、約100戸の住宅が損壊したという。

ララの接近に伴い、航空便や電力供給など社会インフラにも影響が出た。暴風と大雨による浸水で道路の通行が難しくなり、停電も発生した。州当局は17日、ララが遠ざかった後も土砂災害や河川の増水、沿岸部の高波や離岸流に警戒するよう呼びかけた。

地元メディアによると、17日時点で死者は報告されていない。ハワイ島では過去にも大規模な洪水や暴風雨が発生しており、今回も島の地形によって雨水が集中し、被害を拡大させたとみられる。今後は泥や倒木、瓦礫の撤去に加え、道路や住宅など損壊したインフラの復旧が課題となる。

ララが離れたことで風の脅威は弱まったものの、雨によって緩んだ斜面では土砂崩れの危険が残っており、州当局は引き続き警戒を続けている。

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