◎南米のチェーンソーマンと呼ばれる自由至上主義者のミレイ大統領はXに「自由万歳、くっそたれ！」と書き込んだ。
アルゼンチンのミレイ（Javier Milei）大統領が米テキサス州で電気自動車大手テスラのマスク（Elon Musk）CEOと出会い、芽生えつつあった愛を確立した。
ヘイトスピーチを含む言論を守ると誓ったX（旧ツイッター）の所有者はXにコメントを投稿。「エキサイティングで刺激的な未来へ！」と書き込み、ミレイ氏と一緒に親指を突き立てた。
南米のチェーンソーマンと呼ばれる自由至上主義者のミレイ氏はXに「自由万歳、くっそたれ！」と書き込んだ。その写真にはレバーのボンバーを着たミレイ氏と空軍アカデミーのスポーツジャケットを着たマスク氏が写っていた。
ミレイ氏は以前、「死んだ犬のクローンを作りたいんだ。イーロン」と書き込んだことがある。「できるかい？」
アルゼンチン大統領府はテキサスの出会いに関する声明を出していない。会合は完全非公開で行われた。
ミレイ氏のファンはイーロン氏のポストに反応。「アルゼンチンへようこそ」「テキサス自由主義」などと書き込んだ。
一方、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスではミレイ政権の政策に抗議するデモが続いている。
地元メディアによると、13日にも政府の公務員一斉解雇に抗議する集会が行われ、一部の暴徒化した市民と機動隊が衝突したという。
ミレイ氏は昨年12月に就任。200％超のインフレを克服するために公的支出を削減し、政府庁舎の数を半減させ、中央銀行を爆破解体し、自国通貨であるアルゼンチン・ペソを米ドルに置き換えると宣言している。
