ローマ教皇レオ14世、ウルグアイで友愛と信仰の橋渡し訴え、伝統飲料マテに結束の象徴を見いだす
今回の訪問は、信仰の再活性化と社会的連帯の強化を目指すものとなった。
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ローマ教皇レオ14世(Pope Leo XIV)は7日、南米歴訪の最初の訪問国ウルグアイでミサを執り行い、約4万人の信者らに対して、友愛と信仰を通じて人々を結び付けるよう呼びかけた。
会場となった西部パイサンドゥの公園には隣国アルゼンチンやブラジルからも巡礼者が集まり、教皇を歓迎した。今回のミサは、教皇就任後初めての南米でのミサとなった。
教皇は説教で、ウルグアイとアルゼンチンを結ぶウルグアイ川の国際橋を取り上げ、異なる国や地域、人々を結び付ける象徴と説明。対立や分断を乗り越え、対話と交流を促進する「橋を架ける人」になるよう信者に求めた。また、地域の象徴であるヤシの木が集まって森を形成する姿になぞらえ、教会も互いに支え合う共同体として成長すべきと訴えた。
さらに、ウルグアイやアルゼンチンなどで広く親しまれている伝統飲料「マテ」にも言及した。マテはくり抜いたひょうたん状の容器に茶葉を入れ、金属製のストローで飲むハーブ飲料で、友人や家族が同じ容器を回し飲みする習慣がある。教皇はこれを友情、歓迎、統合、出会いの象徴と位置付け、言葉を交わさなくても人々の絆を深める文化として評価した。
人口約350万人のウルグアイは、南米でも世俗化が進み、宗教への関心が比較的低い国として知られる。教皇はカトリック信仰を次世代に伝える必要性を強調し、教育や家族支援、高齢者への配慮、慈善活動を通じて教会の役割を高めるよう促した。
教皇はその後、麻薬取引やギャング犯罪が深刻な首都モンテビデオの地区を訪問。教会が自治体と協力して進める住宅整備や依存症回復支援を視察し、社会的に困難を抱える人々への支援の重要性を訴えた。今回の訪問は、信仰の再活性化と社会的連帯の強化を目指すものとなった。
