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フランス当局、シナゴーグ襲撃計画に関与した疑いで6人逮捕

事件の発端は7月12日、ユダヤ人が多く暮らすサルセルで、不審な車両がシナゴーグ近くに放置されているのが見つかったことだった。
2024年8月24日/フランス、南部モンペリエ近郊のラグランドモット、放火されたシナゴーグ(Getty Images/AFP通信)

フランス当局は25日、パリ北郊サルセルのシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)を標的とする襲撃計画に関与した疑いで、6人を逮捕したと発表した。検察によると、容疑者たちはテロ関連罪などで起訴される見通しである。事件はイスラム過激思想に影響を受けたテロ計画として捜査が進められている。

事件の発端は7月12日、ユダヤ人が多く暮らすサルセルで、不審な車両がシナゴーグ近くに放置されているのが見つかったことだった。当局は周辺住民や礼拝施設の利用者ら約300人を避難させ、爆発物処理班などが現場を調査した。その後の捜査により、車両は盗難車で、内部から自動小銃1丁、拳銃1丁、弾薬が発見されたことから、テロ計画の可能性が強まった。

捜査当局は関係先の家宅捜索や通信記録の解析などを進め、6人を逮捕した。容疑者の身元は公表されていないが、検察は過激派思想との結び付きがあったとみて動機や役割分担の解明を急いでいる。一方で、具体的な襲撃方法や計画の進捗状況については、捜査への影響を理由に明らかにしていない。

サルセルはフランスでも有数のユダヤ人コミュニティを抱える地域として知られ、これまでも反ユダヤ主義に基づく事件の標的となってきた。2023年10月のイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始以降、フランス国内では反ユダヤ主義的な言動や暴力事件が急増し、政府はユダヤ教施設や学校などの警備を強化してきた。

今年3月には反ユダヤ的な襲撃を計画した疑いで若い兄弟2人が訴追されるなど、ユダヤ人施設を狙ったテロ計画が摘発される事例が続いている。今回の事件も宗教施設を狙ったテロの脅威として警戒が強まっており、政府は「国内のあらゆる宗教施設の安全確保に全力を尽くす」との姿勢を示している。

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