ホルムズ海峡でタンカー2隻が機雷に接触・爆発、イラン革命防衛隊が発表
ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝であり、通航の混乱は国際エネルギー市場に大きな影響を及ぼす。
.jpg)
イラン革命防衛隊(IRGC)の海軍が、ホルムズ海峡を航行していた石油タンカー2隻が機雷に接触し、爆発したと明らかにした。国営メディアが11月1日に報じた。2隻はイラン側が指定する航路ではない「許可されていないルート」を通過していたという。
IRGCはタンカーが航行規制に違反したと主張している。イラン側は、ホルムズ海峡を通過する船舶に制限を設け、規制に従わない船舶への攻撃を繰り返してきた。今回の発表でも、戦略的な海上交通路に対する支配を強め、米国への圧力を高める狙いがあるとみられる。
国営イラン通信(IRNA)によると、IRGCの報道官は、2隻のうち1隻は大型原油タンカーで、強い爆発の後に炎上したと説明した。また、このタンカーが航行・識別システムを停止し、米軍の支援を受けて秘密裏に海峡を通過しようとしたとも主張した。ただし、船名や船籍、乗組員の安否など詳細は明らかになっていない。
一方、英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は11月1日、ホルムズ海峡を航行中の貨物船が正体不明の飛翔体に攻撃されたとの報告を受けたと発表した。近くを航行していたタンカーの船長から情報が寄せられたという。IRGCが発表した2隻との関連は不明だ。
ホルムズ海峡は世界の原油輸送の要衝であり、通航の混乱は国際エネルギー市場に大きな影響を及ぼす。米国とイランの対立が続く中、船舶への攻撃や航行制限が拡大すれば、原油供給や海上輸送の安全をめぐる懸念が一段と強まる。
-1.jpg)
ホルムズ海峡でタンカーに「吸着機雷」攻撃、機関室で火災、イラン戦争開始後初の成功事例
米国とイランの戦争が2月に始まって以来、同海域で吸着機雷による攻撃が成功したことが確認された初の事例となる。 2026年4月30日/
