米領プエルトリコのKFCとタコベル全店が一時閉鎖、運営会社との契約終了で新フランチャイズ先を模索

ヤムはプエルトリコ市場からの撤退を否定し、両ブランドの営業をできるだけ早く再開するため、新たなフランチャイズパートナーを探していると表明した。
2018年2月21日/イギリス、ロンドン市内、KFCの看板(AP通信)

米ファストフード大手ヤム・ブランズは2日、米領プエルトリコにあるケンタッキーフライドチキン(KFC)とタコベルの全店舗を一時閉鎖したと発表した。現地で両ブランドを運営してきたフランチャイズ企業エンカント・レストランズとの契約を終了したためだ。ヤムは同社がブランドの求める品質基準を満たした運営を継続できなくなったと説明した。

ヤムはプエルトリコ市場からの撤退を否定し、両ブランドの営業をできるだけ早く再開するため、新たなフランチャイズパートナーを探していると表明した。再開時期や新たな運営会社については明らかにしていない。エンカントはコメントを出していない。

KFCは1967年にプエルトリコへ進出、タコベルは1985年からエンカントが運営してきた。両ブランドは長年にわたり島内の外食市場に定着しており、今回の全店閉鎖は消費者や従業員、取引先にも影響を及ぼす可能性がある。

エンカントはKFCとタコベルのほか、ピザハットやIHOPも運営している。島内外で約180店舗を展開し、従業員は3000人を超える。今回の契約終了が同社の他ブランドの店舗運営や雇用にどのような影響を与えるかは不透明だ。

ヤムにとっては、現地事業の立て直しとブランド基準の維持を両立させる新たな運営体制の確保が課題となる。プエルトリコでの営業再開には、新フランチャイズ先の選定と店舗運営の再構築が必要となる。

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