コロンビア軍基地付近で爆弾攻撃、民間人4人死亡、生後2カ月の乳児も犠牲に、病院や住宅が損壊
爆発によって周辺の建物や道路が損壊し、瓦礫が散乱。負傷者は地域の学校に搬送され、応急処置を受けた。
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コロンビア西部トリマ県プラナダスで11月1日夜、軍事基地を狙った爆弾攻撃が発生し、生後2カ月の乳児を含む民間人4人が死亡、複数人が負傷した。AP通信によると、襲撃犯はガスボンベを利用したロケット弾を発射し、一部が近隣の病院や住宅に着弾した。
爆発によって周辺の建物や道路が損壊し、瓦礫が散乱。負傷者は地域の学校に搬送され、応急処置を受けた。プラナダスの市長は地元テレビ局の取材に対し、病院の建屋や複数の住宅が被害を受けたと説明した。
トリマ県知事も声明を出し、乳児を含む4人が死亡したと発表。民間人や軍関係者、その家族を標的とする攻撃と非難した。
今回の事件について、犯行声明を出した組織は確認されていない。トリマ県では2022年以降、コロンビア革命軍(FARC)の分派など複数の反政府ゲリラが地域の支配権を争っている。違法な金採掘をめぐる軍の作戦も続き、武装勢力との緊張が高まっていた。
デラエスプリエジャ(Abelardo De La Espriella)大統領は8月の就任以降、武装勢力に対する軍事作戦を強化している。政府は空爆やコカ栽培地への航空散布などを進めており、ゲリラ側も爆発物を使った攻撃で対抗している。デラエスプリエジャ氏は2日、今回の事件を受け、軍事作戦や空爆をさらに強化する方針を示した。
2016年のFARC和平合意後も、武装勢力の分裂や麻薬取引、資源利権を背景とした暴力が続いている。今回の攻撃は政府の治安対策強化と武装勢力の反撃が重なる中、一般市民が深刻な危険にさらされている実態を示している。
一部の地元メディアは今回の事件について、政府関係者の話しとして、同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」の犯行と報じた。ELNはコメントを出していない。
