韓国大統領の旅券情報がネット上に流出、イ・ジェミョン氏ら168人分、警護・安全保障への影響懸念
KBSによると、流出したファイルは大統領夫妻や政府高官、随行職員、警護要員らの情報をまとめたもので、生年月日や旅券番号、旅券の発給日・有効期限などが記載されていた。
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韓国のイ・ジェミョン(Lee Jae-myung)大統領と政府関係者ら168人分の旅券情報がインターネット上に流出していたことが明らかになった。KBS(韓国放送公社)が2日に報じた。
情報は6月上旬、有料ウェブサイトに「搭乗者名簿」と題するファイルとして掲載されていた。イ・ジェミョン氏のほか、大統領府の警護担当者や国家安保室長らが含まれていたという。
KBSによると、流出したファイルは大統領夫妻や政府高官、随行職員、警護要員らの情報をまとめたもので、生年月日や旅券番号、旅券の発給日・有効期限などが記載されていた。6月に実施されたイ・ジェミョン氏の欧州訪問に際し、ベルギーやイタリア、フランスでのG7サミットに同行した関係者の名簿とみられる。
ファイルはイ・ジェミョン氏の出発前に掲載されたとみられ、第三者が閲覧・取得できる状態だった可能性がある。大統領本人だけでなく、警護要員や政府中枢の関係者の個人情報が外部に流出したことで、単なるプライバシー侵害にとどまらず、警護体制や国家安全保障への影響も懸念される。旅券番号などの情報が悪用されれば、本人になりすました不正行為や標的型の情報収集に利用される恐れもある。
大統領府は報道を受け、流出を事前に把握して対応措置を講じたと説明した。今後、外交部など関係機関が追加措置を取るとしている。一方、ファイルがどのような経緯でサイトに掲載されたのか、誰が閲覧・ダウンロードしたのかは明らかになっていない。
政府には流出経路の特定と被害範囲の確認、関係者の個人情報保護や警護上のリスクへの対応が求められる。
