イエメン西部タイズで避難民の母親たちが困窮、ペットボトル回収で子どもを養う
内戦による避難に加え、封鎖状態が続くことで、住民の生活危機が一段と深刻化している。
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イエメン西部タイズで紛争から逃れた母親たちが、廃棄されたプラスチックボトルを集めて売り、子どもたちの生活を支えている。サウジアラビアが支援する政府軍と親イラン武装組織フーシ派の戦闘が激化し、食料や生活必需品の確保が困難になっている。
8人の子どもを育てる母親は3週間前、戦闘が自分の村に迫ったため、家族とともに徒歩で避難した。途中、2日間にわたって屋外で過ごし、現在は損壊した建物を仮住まいとしている。建物には隙間が多く、雨よけのシートを張っただけの状態で、毛布もなく、寒さをしのぐことも難しい。ロイター通信によると、この女性は2017年、地雷の爆発で息子を亡くした。
7人の子どもを育てる女性も生活に追われている。2人は以前、野菜を売って生計を立てていたが、現在はペットボトルを拾い集めて売る仕事に切り替えた。しかし、収入はわずかでジャガイモやトマトなどを求めて物乞いをすることもあるという。
国連によると、最近の戦闘によって新たに30万人が避難を強いられ、その約半数がタイズに集中している。同市は10月3日以降、戦闘の激化によって外部との往来が大きく制限され、人道支援物資の搬入も住民の退避も困難になっている。
長年の内戦で経済や公共サービスが疲弊したイエメンでは、避難民の生活基盤も失われている。特に女性が単独で子どもを養育する世帯では、安定した仕事や食料を得る手段が乏しい。
内戦による避難に加え、封鎖状態が続くことで、住民の生活危機が一段と深刻化している。
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政府軍と親イラン武装組織フーシ派の戦闘が激化し、同市は約1カ月にわたり事実上孤立している。 イエメンの難民キャンプ(Getty Imag
