◎ホワイトハウスに猫が入居したのはジョージ・W・ブッシュ政権時代以来で約20年振り。
1月28日、米政府の報道官によると、ジョー・バイデン大統領とファーストレディの新しい家族がホワイトハウスに入居したという。
緑色の目としま模様の猫はペンシルベニア州ウィローグローブの農場で生まれた2歳のメスで、故郷にちなんでウィローと名付けられた。
ジル・バイデン夫人の報道官であるマイケル・ラロサ氏によると、ウィローの性格は温厚で、ホワイトハウス内をウロウロするクセがあり、知らない人を見ると警戒するという。
ジル夫人は2020年11月の大統領選後、子猫を飼うと公の場で述べていたが、なかなか実現せずにいた。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は昨年末の会見で、1月中に入居する予定と述べていた。
ウィローは2020年の大統領選キャンペーン中にペンシルベニア州の集会でステージに飛び上がり、バイデン大統領の演説を止めた。ラロサ報道官によると、ジル夫人はこの時、ウィローと絆を感じたという。
ラロサ報道官は声明の中で、「農場の所有者はバイデン夫妻と猫の絆を見て感激し、この猫はホワイトハウスに入居すると確信したそうです」と述べた。
ホワイトハウスに猫が入居したのはジョージ・W・ブッシュ政権時代以来で約20年振り。黒猫のインディアはその名前で大いに物議を醸し、インドの怒りを引き起こした。
バイデン大統領はジャーマンシェパードのチャンプとメジャーをホワイトハウスに入居させたが、3歳の活発なチャンプは積極的に行動し始め、ホワイトハウス当局者にとびかかり、騒ぎを起こした。
活発なメジャーは未知の環境に困惑し、2度噛みつき事件を起こしている。2回目の噛みつき事件を速報で伝えたCNNニュースは、「メジャーは見知らぬホワイトハウスの警備員を警戒し、吠え、突撃した」と報じた。
チャンプは昨年6月に他界した。享年13歳。
ラロサ報道官は先月の記者会見で、「ドッグトレーナー、動物行動学者、獣医と相談した結果、メジャーはバイデン家の友人と静かな環境で生活することになった」と述べていた。