◎事故はカラチの南部シェール・シャー・ビレッジ地区にあるHBL銀行で発生した。
2021年12月18日/パキスタン、カラチの銀行、爆発現場を調査する当局者(Getty Images/AFP通信)

12月18日、パキスタンの最大都市カラチにある銀行が爆発し、少なくとも14人が死亡、11人が負傷した。

地元メディアによると、事故はカラチの南部シェール・シャー・ビレッジ地区にあるHBL銀行で発生した。

カラチの警察当局は記者会見で、地下のガス管からガスが漏れ爆発した可能性が高いと述べた。銀行の床には大きな穴があき、建物本体も大きく損傷したと伝えられている。

爆発の原因はまだ特定されていないが、政府当局は爆発物の専門家チームを現地に派遣し調査を開始した。

事故を目撃した男性は地元メディアに、「爆発の数分前に手続きを終え、銀行を出た」と述べた。「当時、行内はひどく混雑していました...」

銀行内にいた人の数は明らかにされていない。死者はさらに増える可能性がある。

また地元メディアによると、銀行の向かいの建物や近くの車両も爆発の影響を受けたという。向かいのガソリンスタンドには銀行のものと思われるコンクリート片が散乱していた。

HBL銀行は18日午後、「支店のひとつで爆発事故が発生し、顧客と職員が巻き込まれた」とツイートした。

記者会見に出席した当局のサラファー・ナワズ・シェイク氏はテロの可能性を除外せず調査を進めると述べた。

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