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▽国立気象局(NWS)は29日午後、インディアナ州東部からペンシルベニア州中央部にかけて猛烈な風が吹くと警告。広い範囲に大雨・暴風警報を出していた。
2025年4月29日/米ペンシルベニア州ピッツバーグ、強風で倒壊した建物(AP通信)

米国東部ペンシルベニア州の広い範囲で暴風雨が吹き荒れ、少なくとも4人が死亡した。地元当局が4月30日、明らかにした。

国立気象局(NWS)は29日午後、インディアナ州東部からペンシルベニア州中央部にかけて猛烈な風が吹くと警告。広い範囲に大雨・暴風警報を出していた。

ペンシルベニア州の風速は30~40メートルに達し、倒木や家屋への被害が各地で報告されている。

ペンシルベニア州東部フランクリンでは車に倒木が直撃し、1人が死亡。中部では22歳の男性が強風で落下した電線に接触、感電死した。

ペンシルバニア州西部ピッツバーグでも2人の死亡が確認されている。

ペンシルバニア州の電力会社によると、30日午後の時点で30万世帯が停電中。復旧作業に当たっているという。

テキサス州からニューヨーク州の広い範囲でも強風が吹き荒れ、雹(ひょう)が降ったところもあった。

テキサス州では風速45メートルを記録。ミズーリ州でも40メートルを超える暴風となり、トラックが横転したり、倒木被害が相次いだ。

オクラホマ州とミズーリ州では4つの竜巻が確認され、複数の建物が被害を受けた。

被害の全容は明らかになっておらず、各州当局が調べている。

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