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▽レバノンは紛争以前から、輸入燃料の不足とインフラの貧弱さに何年も悩まされていた。
2024年10月7日/レバノン、首都ベイルート南部、イスラエル軍の空爆(AP通信)

世界銀行がイスラエルとの紛争で荒廃したレバノンに2億5000万ドルを融資した。レバノン財務省が24日、明らかにした。

レバノンは紛争以前から、輸入燃料の不足とインフラの貧弱さに何年も悩まされていた。

財務省は声明で、「進行中の電力危機に対処する世界銀行の融資2億5000万ドルを受け取った」と述べた。

イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる停戦協定は24年11月末に発効した。

イスラエル軍は協定発効後も首都ベイルートや南部を定期的に攻撃。そのほとんどがヒズボラの戦闘員やその関連施設に対するものである。

イスラエルとヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が南部を管理することで合意していた。

しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張。撤退を拒否している。

世界銀行はレバノンの復興と回復に約110億ドルが必要と指摘している。

レバノン財務省は声明の中で「世界銀行の実務者は復興融資を2億5000万ドルから4億ドルに増額することも承認している」と明らかにした。

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