スポンサーリンク
▽米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。
2025年4月21日/イエメン、首都サヌア、爆発があった現場(AP通信)

米軍がイエメンの首都サヌアなどを空爆し、12人が死亡、30人が負傷した。親イラン武装組織フーシ派が21日、明らかにした。

米中央軍(CENTCOM)はコメントを出していない。

フーシ派は21日未明の声明でサヌア中心部の地区内にある市場が標的になったと説明した。、この地区は以前にも米軍の空爆を受けたことがある。

フーシ派メディアが放映した映像には損壊した建物や車両、逃げ惑う人々の姿が映っていた。

フーシ派によると、空爆は未明から数時間続き、港湾都市ホデイダヤマーリブなどでも大きな爆発が確認されたという。

米軍は3月15日にフーシ派への攻撃を開始して以来、サヌアやホデイダなどを数百回空爆。フーシ派はこれまでに200人以上が死亡したと報告している。

先週の港に対する空爆では少なくとも74人が死亡、171人が負傷したとされる。

フーシ派はイスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区への攻撃を再開したことを受け、紅海やアラビア海、アデン湾などを通過するイスラエル船舶への攻撃を再開すると主張。トランプ(Donald Trump)大統領はこれを受け、フーシ派に対する軍事作戦を開始した。

フーシ派は23年10月にガザ紛争が始まって以来、イスラエル領内だけでなく、紅海やアデン湾の船舶を100回以上攻撃した。

この間、フーシ派は2隻の船舶を沈没させ、1隻をシージャックし、少なくとも4人の船員を殺害した。この攻撃は世界の海運を混乱させ、多くの企業がアフリカ南部喜望峰を周回する、より長く、より費用がかかる航路への変更を余儀なくされた。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク