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▽軍は南部の港湾都市シドン近郊のアパートを急襲し、ロケット弾の一部と発射装置を押収。計画に関与した数人を逮捕したとしている。
2024年9月30日/レバノン、首都ベイルート、イスラエル軍の空爆(Getty Images/AFP通信)

レバノン軍は20日、イスラエルへのロケット攻撃を計画していたとする数人を逮捕し、武器を押収したと明らかにした。

軍は声明で、「今回の摘発は16日に発表した攻撃と関連している」と述べた。

それによると、軍情報部がこの事件を捜査している際、イスラエル領内への新たなロケット攻撃が計画されていることを確認したという。

軍は南部の港湾都市シドン近郊のアパートを急襲し、ロケット弾の一部と発射装置を押収。計画に関与した数人を逮捕したとしている。

軍は16日、捜査当局が3月下旬に発生したイスラエルに対するロケット攻撃に関与したパレスチナ人を含む数人を拘束したと発表した。

レバノンの親イラン組織ヒズボラは当時、この攻撃への関与を否定していた。

イスラエル軍は20日、レバノン南部の集落を空爆。地元メディアは少なくとも1人が死亡したと伝えている。

イスラエルとヒズボラの停戦協定は24年11月末に発効した。

レバノン政府は現在、大打撃を受けた南部地域の再建や南部国境沿いの治安維持に奔走している。

イスラエルとヒズボラは停戦発効から60日以内にレバノン南部から部隊を撤退させ、その後、レバノン正規軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)が南部を管理することで合意していた。

しかし、イスラエルはレバノン側が合意を守っていないと主張し、撤退を拒否。首都ベイルートや南部を空爆し、現在もレバノン領内にとどまっている。

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