▽イスラム過激派組織アルシャバーブの戦闘員がキャンプを襲撃し、6人を殺害した後、銃器を奪って逃走したという。
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アフリカ東部・ソマリアの武装勢力が国境近くのケニア警察キャンプを襲撃し、6人を殺害した。ケニア国家警察が23日、明らかにした。
それによると、イスラム過激派組織アルシャバーブの戦闘員がキャンプを襲撃し、6人を殺害した後、銃器を奪って逃走したという。
国家警察の報道官は声明で、「警察官4人が重傷を負い、病院に搬送された」と明らかにした。
また報道官は「この地域の警備を強化するため、より多くの要員を配備した」と述べた。
アルシャバーブはキャンプを物色し、銃器を持ち去ったとされる。警察官も戦闘員を複数人殺害したという。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつで、2007年以来、ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大している。
ソマリア政府とアルシャバーブは戦争状態にある。
アルシャバーブはケニア領内にも侵入し、治安部隊や民間人を標的にしてきた。
ケニアの在米国大使館は先週、自国民に対し、ソマリア国境沿いへの渡航を避けるよう勧告した。