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▽この難民キャンプは近隣の南スーダン、エチオピア、ブルンジ、コンゴ民主共和国から逃れてきた数千人を受け入れている。
ケニア北部の難民キャンプ(Getty Images)

アフリカ東部・ケニアの北西部にあるカクマ難民キャンプで警察と抗議者が衝突し、少なくとも4人が銃創を負った。警察当局が4日、明らかにした。

この難民キャンプは近隣の南スーダン、エチオピア、ブルンジ、コンゴ民主共和国から逃れてきた数千人を受け入れている。

警察によると、難民たちは3日、資金不足による食料配給の制限に抗議していたという。

同キャンプの食糧配給を担当する国連世界食糧計画(WFP)は昨年12月、資金に制約があるとして、配給を5割削減すると明らかにしていた。

WFPは何年も前から、各国政府による支援が不足していると警告してきた。3日にはトランプ米政権の対外援助削減のため、南アフリカ事務所を閉鎖すると発表した。

ケニア政府は現在、難民を統合居住区に移行させるプロセスを進めており、カクマを含む難民キャンプの運営を自治体に委託する予定だ。

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