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▽トランプ政権は北に対する政治的・軍事的圧力を継続している。
2018年9月/北朝鮮、平壌、金与正(朝鮮中央通信)

北朝鮮朝鮮労働党副部長の金与正(Kim Yo-jong)がトランプ米政権を非難し、核抑止力の強化を正当化した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が4日に報じた。

それによると、金与正は米原子力空母カール・ビンソンが韓国・釜山に入港したことに言及。米政権が挑発行為を強化していると非難し、金正恩(Kim Jong Un)党総書記が推し進める核戦力の強化を正当化したという。

また金与正はカール・ビンソンの入港について、「北朝鮮に対する敵対政策の一環である」と主張した。

トランプ政権は北に対する政治的・軍事的圧力を継続している。

KCNAは金与正の発言を引用し、「米国が現在進めている敵対政策は核戦争体制を無期限に強化することの重要性を強調している」と報じた。

韓国国防省は4日、金与正の発言について、「核・ミサイル開発を正当化するための欺瞞に過ぎない」と声明を出した。

また同省は「北の核兵器は決して受け入れられるものではない。北が生き残る唯一の方法は、核に対する執着と妄想を捨てることだ」と強調した。

韓国海軍は2日にカール・ビンソンが釜山に到着したと明らかにした。

カール・ビンソンは第2次トランプ政権が始まって以来、韓国の港に接岸した最初の米空母である。

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